相対性理論が面白いほどわかる本: あの大理論が中学生でもわかる、世界一やさしい入門書

  • KADOKAWA(中経出版) (2004年9月1日発売)
3.33
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 2
4

この本では特殊相対性理論と一般相対性理論について書かれている。特殊相対性理論については、電車と鏡と直角三角形を使って「光速は一定」という原理から「時間がゆっくり進む」という話や「同時性の崩壊」を説明したり、「運動量保存の法則」と絡めて「光速に近く進めば質量が重くなる」などを説明してくれる。また一般相対性理論については、重力が大きいと時間がゆっくり進むという話から、空間の歪みやブラックホールについても触れている。またブラックホールについても、電磁力・弱い力・強い力が重力を支えられ無くなっている状態であることも初めて分かった。この本の難点は男子学生と女子学生と教授を中心とした会話形式になっているため、相対性理論と関係のない部分の説明がやたら多いことである。また、男子学生が教授に対してタメ口を効いている所も気に入らなかった。役にはたったから4と評価した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2012年5月13日
読了日 : 2012年5月14日
本棚登録日 : 2012年5月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする