NHK Eテレで放送中の「100分de 名著」シリーズは、今月は清少納言の「枕草子」である。講師は国語のエキパート山口仲美先生だ。若々しく見えるが御歳70歳になるそうだ。普段学生たち若者と接しているからなのか、本当に若く見える。
実は初版を買って読んでいるから、今回読むのは二度目である。そして気が付いたのは、先日読んだ「100分de 名著」のテキストは、この「すらすら読める枕草子」からの抜粋であった。ほとんどそのままだ。「100分」のテキストの1~3章までが「すらすら」からの抜粋で、たった最後の第4章だけがオリジナルのようだ。先生ちょっと手を抜いたかも。
だから今回読んでいても「あっ、これ昨日読んだじゃん」ということになり、何だかみんな二番煎じである。それでも語っていることは良いことを言っているので、そこは我慢して読むことにした。
結局読後感は「100分de 名著」のレビューと同じになってしまう。ということで山口先生もお許しくださるだろうと思う。
読書状況:いま読んでる
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カテゴリ:
日本文学(古典)
- 感想投稿日 : 2014年10月17日
- 本棚登録日 : 2014年10月16日
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