オデュッセイアを再読した勢いで、読んだのが昔すぎて感想を書いていないギリシャものを登場人物の名前を覚えているうちに効率よく再読してしまおうキャンペーン中。
こちらは、ウラヌス誕生からトロイア戦争までダイジェスト版的な1冊。しかし○○と△△の子供が□□で・・・的な、家系図的説明文が多いので物語的な要素は薄め。
その中ではヘラクレスにだけ多くページ数を割いてあったのだけど、読めば読むほど結構酷いヤツ。殺した人数と犯した人数(まあ合意も多いけど)を数えたら、どちらも百人斬りで済まないんじゃなかろうか。
あと変身譚読んだときも気になってたんですが、ディオニュソス界隈の狂気って、ちょっと異常ですよね。なんかゾッとした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
★ギリシャ
- 感想投稿日 : 2016年2月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年8月3日
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