幕末純情伝: 龍馬を斬った女 (角川文庫 つ 3-33)

  • KADOKAWA (1990年12月1日発売)
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感想 : 23
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今や若手女優の舞台での登竜門的作品ですけども、牧瀬里穂主演で映画化されたときに確か「沖田総司はBカップ」というマヌケなキャッチコピーがついていたことをふと思い出しました(笑)。このふざけたキャッチコピーどおり、沖田総司は実は女性だった、という設定のお話です。最近の少女マンガでも「風光る」は、沖田総司に恋した女の子が男装して新選組に入隊する話だし、昔のだと木原敏江の「天まであがれ」でも、土方さんに恋した女性が男装して新選組に入隊するエピソードがあったように記憶してますが、沖田総司自身が男装した女性(土方さんに恋して入隊)だった、っていう設定は、この作品くらいかな?ある意味、幕末版イケパラ設定ですけども(笑)。とはいえ、読んだ当時は自分も若かったこともあり、普通に女の子・沖田総司の切ない恋心に涙した記憶があります。真面目な歴史ものではないけど、これはこれで面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ◆幕末(小説)
感想投稿日 : 2012年10月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年10月8日

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