前半ミステリー幻想譚の趣で始まったのが、だんだんタイムトラベル(?)の話になだれ込んで、どれが本当の現実かわからなくなるだまし絵のような構造は相変わらずですが、珍しく戦後ノスタルジーのような要素も色濃かったです。
水仙の眠り/アケロンの流れの涯てに/暖かい墓/
大星蝕の夜/ヨカナーンの夜/青髯の夜/
薔薇の獄もしくは鳥の匂いのする少年/
緑の唇/緑の時間/緑の訪問者/
廃屋を訪ねて/戦後よ、眠れ/闇の彼方へ
※解説:種村季弘
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年9月3日
- 読了日 : 2010年2月
- 本棚登録日 : 2012年8月1日
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