静寂館でアニエスカの肉体に生まれ変わった梓。彼女はアリスと名付けられる。館にはディミトリの他にマクシミリアンの種であるレオ(楠瀬太一郎)と、櫂と玲二という料理の上手な双子がいる。ディミトリはアリスに、この4人の中から繁殖相手を選ぶように言い、光哉の無事を確認したアリスは彼らの要請に従う覚悟を決める。
ディミトリはマクシミリアンに近いレオを信頼しているが、双子は過去を語らず信用できないと言う。元モデル、ささいな事故で死に、親切で気配りのできるレオにアリスは心を開くが…
2巻になってやっとタイトルの「アリス」が。彼女の置かれた立場は究極の選択だけれど、見ようによってはイケパラ状態?(笑)。ただ男の子たちがみんな吸血鬼だっていうだけで。
読書状況:読み終わった
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○水城せとな
- 感想投稿日 : 2013年9月30日
- 読了日 : 2011年10月
- 本棚登録日 : 2012年8月28日
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