ALICE
1998年 スイス・西ドイツ・イギリス
監督:ヤン・シュヴァンクマイエル
出演:クリスティーナ・コホトヴァー
10年くらい前に一度見ているんですが、滅多に再映なんかする作品じゃないと思うので(ありがとう早稲田松竹!)張り切って見に行って来ました。「アリス」はもう大好きな作品なので大満足。
お話のモチーフは、言わずとしれたルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」。ただこれに、シュヴァンクマイエル的解釈が加わると、さらにグロテスクさ倍増。アリスのみ実写(というか生身の女の子)で、他は全部人形アニメーションというシュールな作りも相まって、独特の悪夢感がつきまといます。ものすごいイマジネーションの洪水。個人的には、ディズニー作品なんかより、よっぽどこちらのほうがアリスの本質を捉えているんじゃないかなあと思います。
(2009.05.01)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ドイツ・中欧映画
- 感想投稿日 : 2014年12月19日
- 読了日 : 2009年5月1日
- 本棚登録日 : 2014年12月19日
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