平凡な人生に退屈した夫人の凡庸な欲望というさほど興味を引かなさそうなテーマをリアリズムで読ませることは読ませるんだけど、やっぱりテーマがどうしても興味をひかないせいか正直ぴんときませんでした。
お椀型の物語の構造とかは面白かったけど。
あと、冒頭の一瞬だけ語り手として登場した「私」について一言の言及もないし、その後一切登場しないのがなんだったのか気になって仕方ない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月12日
- 読了日 : 2015年2月12日
- 本棚登録日 : 2015年2月12日
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