陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫 ゆ 2-18)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年9月3日発売)
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夢枕獏著「陰陽師 瀧夜叉姫(上・下)」を読みました。

 陰陽師シリーズ最新刊、しかも今回は珍しく、長編です。

 陰陽師シリーズは、短編が主流で、短編ももちろんおもしろいですが、やはり清明と博雅が長編で活躍するのを、読んでみたくなるものです。

 そして、今回は平将門の怨念から、都を守るため、二人が大活躍します。

 その二人の他に、賀茂保憲や俵籐太に、あの蘆屋道満が登場し、いやが上にも話は盛り上がっていきます。

 一気に読み終わった後、人の世はいつも悲しみにあふれていることを感じさせてくれます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説・歴史小説
感想投稿日 : 2013年1月24日
読了日 : 2010年11月21日
本棚登録日 : 2013年1月24日

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