夢枕獏著「陰陽師 瀧夜叉姫(上・下)」を読みました。
陰陽師シリーズ最新刊、しかも今回は珍しく、長編です。
陰陽師シリーズは、短編が主流で、短編ももちろんおもしろいですが、やはり清明と博雅が長編で活躍するのを、読んでみたくなるものです。
そして、今回は平将門の怨念から、都を守るため、二人が大活躍します。
その二人の他に、賀茂保憲や俵籐太に、あの蘆屋道満が登場し、いやが上にも話は盛り上がっていきます。
一気に読み終わった後、人の世はいつも悲しみにあふれていることを感じさせてくれます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説・歴史小説
- 感想投稿日 : 2013年1月24日
- 読了日 : 2010年11月21日
- 本棚登録日 : 2013年1月24日
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