おもしろいというと語弊があるかもですが…おもしろかったです。
それぞれの憎しみや寂しさが悪い方向へ悪い方向へと進んでいって誰も救われない。
森口先生の復讐が恐ろしいほど綿密で…少年Aの寂しさと母に振り向いてほしい、認められたいという気持ちが歪んだ形で膨らんでしまって、少年Bは壊れてしまって…
森口先生が最後の復讐までに仕掛けた装置が鳥肌ものです。そしてあそこまでされないと命の重さがわからない少年A…
男女3人がピックアップされていたものの、クラスの少年少女が当たり前にやっているいじめや行動も十分おかしいと言えるもの…。そのいじめだって人の死に繋がることもあるのに…きっと彼らも命の重みなんてわかってないはずなのに少年AとBを人殺しと非難する…。
後味は悪い。誰も救われないのはわかっているのに最後まで目が離せない作品でした。
みなさんが書かれているように映像がとてもきれい。
原作もおもしろいのかな…
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画・ドラマ
- 感想投稿日 : 2014年6月30日
- 読了日 : 2014年6月30日
- 本棚登録日 : 2014年6月30日
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