いつもながらの教養あふれる漢字エッセイ。単なる豆知識ではなくて、広がりのある推理や考察を読めるのが嬉しい。
ただし、なぜか文春の『お言葉ですが』シリーズ(特に前半)には感じたワクワク感がない。
あれは当たり前と思っていたことが揺らぐ面白さと、小さいと思っていたことが以外に大きいとわかる面白さだった。著者のことをよく知らなかったからこその、予想を裏切る面白だった。本書は、予想を裏切らない面白さ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月24日
- 読了日 : 2013年4月24日
- 本棚登録日 : 2013年4月24日
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