佐々木道誉を中心として、南北朝時代の闘う男たちを浮き彫りにしていく。
生き方、芯がぶれないばさらものの佐々木道誉と対して、厭世的でさへある足利尊氏。忠臣高師直を殺し、弟を殺し、倅まで殺す。殺し尽くし生き続ける。
このような生と死が交錯する展開のなか、観阿弥らの芸、笛の音が見事に調和している。
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- 感想投稿日 : 2021年3月10日
- 読了日 : 2021年3月10日
- 本棚登録日 : 2021年3月10日
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