濡れた魚 下 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2012年8月25日発売)
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本棚登録 : 131
感想 : 26
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エレオン・ラート刑事シリーズ第1作。舞台は第二次大戦前のドイツ。ソ蓮と微妙な関係にあり、社会民主党や共産党などが入り乱れて政治的に複雑な状況下、ロシアマフィアや軍部、そしてプロイセン国家警察の裏の関係に翻弄される主人公を描く。酒寄氏の翻訳の迫力とスピード感がいかんなく発揮されて飽きない。ただ、主人公がどういう人物なのか今一つピンと来ないのが残念だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年6月22日
読了日 : 2014年6月22日
本棚登録日 : 2014年6月22日

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