エレオン・ラート刑事シリーズ第1作。舞台は第二次大戦前のドイツ。ソ蓮と微妙な関係にあり、社会民主党や共産党などが入り乱れて政治的に複雑な状況下、ロシアマフィアや軍部、そしてプロイセン国家警察の裏の関係に翻弄される主人公を描く。酒寄氏の翻訳の迫力とスピード感がいかんなく発揮されて飽きない。ただ、主人公がどういう人物なのか今一つピンと来ないのが残念だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年6月22日
- 読了日 : 2014年6月22日
- 本棚登録日 : 2014年6月22日
みんなの感想をみる