トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

  • プレジデント社 (2010年7月6日発売)
3.54
  • (61)
  • (150)
  • (166)
  • (37)
  • (5)
本棚登録 : 1493
感想 : 187
3

 商品、サービスを提供する上で、上質さをとるか、手軽さをとるかをきちんと決めなければ不毛地帯に陥り、失敗するということだった。

 手軽さ= 手に入れやすさ + 安さ
 上質さ= 経験 + オーラ + 個性

手軽さ       ⇔ 上質さ

携帯のカメラ     すごいデジカメ
windows mac
mp3 CD
DVD     ライブ
しまむら         ブランド品   
格安航空券       ファーストクラス

 amazonのキンドルは上質さでは紙媒体の本に勝てないのだから手軽さを追求すべきなど言及されていたり、スターバックス、coachの失敗、スティーブ・ジョブスのすごさなど実例があり、これはビジネスをするうえでひとつの尺度となる考え方だとおもった。

感想
 結果から、どうこういったものだし、当てはまるものを例としてあげてるような気もした。まあやる前からどうなるかなんてわからないが、なにかを始めるとき方針をきめるとき役に立つ考え方だと思った。

ツイッターなどは手軽さ(無料、簡単登録)がブレークした理由にでかかったと思う。けどその前は上質さ(経験+オーラ)も関係してるのではないかとおもった。

 恋愛でいうならば、必要とされる存在(手軽さ)か、愛される存在(上質さ)を目指せって事だろう(笑 
 結婚相手を選ぶときは、パートナーとしてやっていくか、同じ事をサポーターとしてやっていくかを考えなくてはならないとそういえば昔考えていたのを思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済・経営・ビジネス
感想投稿日 : 2011年5月5日
読了日 : 2011年5月5日
本棚登録日 : 2011年5月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする