技術革新と価値観は変化し、相互に作用し、見たことのない市場をもたらしている、と実感する。そんな世界でどうするか? というつもりでこの本を買った。
著者は、「フリー」「ソーシャル」「価格差別」「データ」の有機的総合、FSP-Dモデルを提唱し、その論理性と実証性を、豊富な事例とデータによって学術的に考察しようと試みている。総論についてさほど驚きはなかったけど、個々の論述の中ではかなり積極的な解釈がある。理論的課題を実務で乗り越えられるか。一つ一つの指摘を肝に銘じたい。
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- 感想投稿日 : 2020年9月17日
- 読了日 : 2020年8月29日
- 本棚登録日 : 2020年8月29日
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