ドグラ・マグラ(下) (角川文庫 緑 366-4)

著者 :
  • KADOKAWA (1976年10月13日発売)
3.70
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本棚登録 : 9535
感想 : 557
3

「奇書」。なるほど。

とっても疲れた!が、面白い!
同名の小説を発見するところが超不気味!
一番怖いかも。メタなのかもうわけわからん。。。

とにかく主人公がかわいそうすぎたな。
本人も謝れって言ってたけど、本当、もっともです。

冒頭と結末がループしているように、これはきっと終わらないんだろう。
明るくとる(?)としたら、モヨ子の胎児=主人公説があるらしいけれど、シンプルに胎児(=呉一郎=主人公)の夢なのかな、と。
呉一郎が生まれる前の世界で、自分が生まれた後どうなるかを見ている。
未来は変えられず、延々見ているだけ。というような・・・?



頭がおかしくなってきそうなのでここで終わり。。。


「……よく考えてみると、私はまだその中から、私の過去の記憶の一片だも、思い出していないのであった――私は何者――という解答を自分自身に与えることができない。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2022年2月6日

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