話題作ということで、東川さんの作品を初めて読んでみましたが、個人的には期待しすぎたかな、という感想です。
6篇からなる短編集で、お嬢様刑事と毒舌執事が事件を解決するコミカルなミステリ作品(?)です。
とても平易な文体で読みやすいので、サクサクと読めますが、本格ミステリが好きな読者には、不向きな作品ですね。
トリックはありきたりですし、ミステリ作品としては軽すぎます。
まあ、その軽快さが作品の魅力でもあるので、そこは読み手の好みに依るのかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2011年3月7日
- 読了日 : 2011年3月6日
- 本棚登録日 : 2011年3月7日
みんなの感想をみる