末期乳がんにかかりながら、最後まで「尊厳」を失わず、自分らしく生きた女性ジャーナリストの日記。乳がんが再発した時に東京からニューヨークに転居して自分を鼓舞し、亡くなる1ヶ月前にはより便利な生活を求めてアパートを引っ越したり、そのエネルギーはすごい。亡くなる直前まで前向きな姿勢で、暗くならないようにと自分を律する姿勢には敬服。長く読まれている理由がよくわかる。
唯一残念なのは本の題名。朝日ジャーナル連載当時からこの題名だったようだけど、内容が「いかに生きたか」だからこの題名にはやや違和感があった。
知人から薦められて、読んで正解。お薦め。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2014年6月28日
- 読了日 : 2014年6月27日
- 本棚登録日 : 2014年5月19日
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