主人公アンナは画商の若い女性で、WTCビル内にたまたまいた時に9/11の同時多発テロに巻き込まれる。時を同じくして彼女は自分のボス(ルーマニアから亡命してきた大富豪)が色々悪事を働いていた事を知り、自分はテロで死んだことにして、それを隠れ蓑にしてボスが不法に入手したゴッホの絵を騙して奪い取り、それを元のオーナーに返そうとして奮闘する話。
話のテンポは悪くないが、いかんせんストーリー展開が強引過ぎ。
また、話の中で後半、主人公が東京に行く場面での話があるが、細かい部分・設定があり得ないようなめちゃくちゃになっている箇所が散見し、ろくにリサーチをしなかった事がバレバレである。(首都高速が片側4車線だったり、タクシー運転手が皆英語を喋っていたり、米ドルで買い物ができちゃったり、などなど)読者をなめんなよっ!と言いたい。
Jeffrey Archerは作家として有名っつー事で今回読んでみたが、二度と彼の本は読まないッス。
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暇つぶしエンターテイメント
- 感想投稿日 : 2009年1月22日
- 本棚登録日 : 2009年1月22日
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