江戸時代末期、長崎出島シーボルト邸でお庭・薬草園を造り上げた日本人庭師のシーボルトの関わりが興味深く、また心温かいものを感じた。
シーボルトは日本偵察の命を受けていたのかもしれないが、日本の自然、特に樹木や草花を愛し、ヨーロッパにも根ざせたいと思っていたのは事実なのだろう。
シーボルト邸に住む人達、取り巻く人達との交流も楽しかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
朝井まかて
- 感想投稿日 : 2014年6月29日
- 読了日 : 2014年6月29日
- 本棚登録日 : 2014年6月29日
みんなの感想をみる