近代社会の基礎である自由・平等・人権などの理念を支える法的基盤は憲法だと一般的には考えられるが、むしろ民法こそがそれだと本書は訴える。
日本国民法典は以下のような多数の条文にない原則を前提としている。
・契約自由の原則
・約束は守らねばならないこと
・プライバシーをはじめとする人格権
・所有権に基づく財産返還請求権
・身分によらず全ての人が権利能力を持つこと
・人身ではなく財産で債務返済すること
・正常な判断能力のない者の成した契約の無効
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年8月14日
- 読了日 : 2022年8月14日
- 本棚登録日 : 2022年8月14日
みんなの感想をみる