わずか20歳で決闘に散った天才数学者エヴァリスト・ガロワの伝記。「正伝」と第二ある通り、最新の研究成果を基にした記述を心がけてあるので信頼がおける。当時の社会状況や、ガロワ理論についての解説もある(残念ながら、私にはガロワ理論は良く分からなかったが)。ガロワに心を寄せるあまり肩入れしすぎと思われる個所もあるが、ガロワがどんな人であったかを知りたいという人には適切ではないだろうか。
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- 感想投稿日 : 2024年2月28日
- 読了日 : 2024年2月28日
- 本棚登録日 : 2024年2月28日
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