全く新しい爆発的に流行るサービスは
一人の人間からぱっと出てくる事は少なく、
そこに至る様々な出来事、出会いが複雑に絡み合って生まれる。
直接的に何か新しい事、流行るものを作るという目的を伴ってしまうと、
結局他の人が同時多発的に考える似たようなサービスしか出てこない。
そしてそのサービスを長期的に維持することはより困難になる可能性が高い。
結局何事も如何に自分の感動する局面を多く作り上げるか、
そしてバックグラウンドを広く、深くするかでしか、
新しいものを生み出す事は出来ないように思う。
その実例を本書ではあげており、その意味では大変参考になる。
ただし書籍という意味で言うと、所々日本語としておかしいところがあり、
新書という事を鑑みても、もうちょっと文章を推敲しても良かったのではないだろうか。
読書状況:読み終わった
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豆知識
- 感想投稿日 : 2013年8月10日
- 読了日 : 2013年8月10日
- 本棚登録日 : 2013年8月10日
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