読み終えてみると、今作はセバスチャンの心理捜査官としての冴えはあまり発揮されなかった。
事件の解決もすっきりせず、何人もの人間が命を落とした。
けれど、セバスチャンだけでなく、捜査班の面々全員が、困難な事件を追いながら、自分の内面と、あるいはプライヴェートな悩みと戦い、変化しつつあることが、じわっと重い読み心地。
不思議と、悪くない。
それより!ラスト!!ウルスラがあんな事になるなんて。
しかもセバスチャンの部屋で!
うわわわわ。
またまた関係者一同…とりわけトルケルは、どれほどの傷を負うことか…
早く続きを読まなくては。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ&警察もの・海外作家
- 感想投稿日 : 2019年6月26日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年6月25日
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