本書を通じて一貫してあるのは、
教養の重要さ、その有効性。
斬新な発想は、
その材料である知識や教養の総量や質的な違いによって生まれること。
頭の固い人間は、
同じような知識、狭い範囲の人間関係、行動範囲に生きている。
一方、頭の柔らかい人間というのは、太宗の側近魏徴のような、自分とは異なる意見に触れる機会、場、人間関係や学びの時間を持つ。
お年寄りが頭が固くなる本質はそこにある。
人間関係が選びやすい固定させやすいからだ。
会うたびに斬新でフレッシュな話をする人間というのは、いつも新たな学びを得続けているものだ。
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- 感想投稿日 : 2020年3月7日
- 読了日 : 2020年3月7日
- 本棚登録日 : 2020年3月7日
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