「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門 (星海社新書)

著者 :
  • 星海社 (2019年2月24日発売)
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感想 : 38
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【感想】
ブログ「シゴタノ!」で知った本。
倉下さんの文章はちょっと苦手だったのだが、この本は違和感なく読めた。
編集さんが頑張ったのでは?by家人
タスク管理の説明もしつつ、メタ視点からタスク管理を見ているのが良かった
ただ、初心者の人が読むと?となるかも
ある程度慣れた人が、振り返りのために読むものかもしれない

【内容】
タスク管理はあらゆることを可能にするわけではない

人間は不合理で不完全であるがゆえに「これがやるべきことだ」と決めたことすら「本当にやるべきこと」ではないかもしれない

タスク管理とは人生の舵取りである
舵取りをしたからと言って荒波が消えるわけでも、サメの群れに遭遇しなくなるわけでもない

p234
自分が確立しようとしている「自分」にズブズブ嵌り込むのではなく、かといって完全に放棄するのでもないこと。ノイズを楽しみ、制御不能な要素を受け入れること。一種の遊びとして、一種のゲームとして、そういうゲームをやっている自分の視点を欠くことなく、取り組んでいくこと。

【実行】
デルタ状の実践p.167
実行→失敗→検証
→改善→実行→失敗
→改善→実行→……

「うまくいく」「うまくいかない」の二元論ではなく
「はじめからはうまくいかない」
「どうすればうまくいくようにできるか」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2019年6月16日
読了日 : 2019年6月16日
本棚登録日 : 2019年3月5日

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