アレクサンダー大王:未完の世界帝国 (「知の再発見」双書)

  • 創元社 (1991年8月20日発売)
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紀元前4世紀、アレクサンダー大王はインド征服目前に熱病のため死ぬ。
しかし、東と西の二つの文明を結びつけ、独自のヘレニズム文化を作りあげた。
その征服事業と生涯を綴る。

◎目次
第1章 ギリシアとペルシア
第2章 小アジア沿岸の征服
第3章 諸王都の占領
第4章 新たな大王
第5章 インダス川からペルシア湾まで
第6章 最後の日々、最後の計画
資料編 アレクサンダーの帝国、その歴史的意


本書はカラー図が豊富であり、歴史的、地理的理解を深めるにはよい。
ただし、アレクサンダー大王個人の姿を求めるならば下記の2著がお勧めである。
塩野 七生氏「ギリシア人の物語 III 新しき力」
阿刀田 高氏「獅子王アレクサンドロス」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 世界史
感想投稿日 : 2019年5月4日
読了日 : 2019年5月4日
本棚登録日 : 2018年5月22日

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