エッセイの起承転結を、「ある、ある」「へえーっ」「そうなんだ」と読み替える。
何かを伝えようとすると、起承転結の「結」に力点を置きがちだけど、エッセイの場合は「そうなんだ」は軽く。むしろ「へえーっ」が大切。
でも「へえーっ」と思わせるまでには、「ある、ある」と共感してもらえていることが不可欠なんですね。
共感がなければ「へえーっ」は嫌味な自慢話になってしまうし、「そうなんだ」は「あっそう」で終わってしまう。
文章で「自分が何を伝えるか」ばかりでなく、「読み手にどう受け容れてもらうか」を考える大切さを学びました。
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- 感想投稿日 : 2021年8月12日
- 読了日 : 2020年7月14日
- 本棚登録日 : 2020年4月25日
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