天は赤い河のほとり〔小学館文庫〕 (4) (小学館文庫 しA 34)

著者 :
  • 小学館 (2006年11月15日発売)
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本棚登録 : 185
感想 : 8

ザナンザの暗殺は切なかった。ヒッタイトにいたらずっと二番手だったはずが、意図していなかったにせよ自分が国王になれる機会となって、色々気負ったり期待もしていただろうに。ユーリが「王妃を愛してあげて!」と言ったことで、自分の役割を自覚して、よしこれからがんばろう、ってところだったのに…
皇妃の陰謀が雑で笑える。戦争になったらその混乱に乗じて息子を皇位につけるチャンスがあるかもって、適当すぎないか?
ジュダがカイルを勝たせないように画策して、ザナンザがさらにそれを知った上で勝ちを攫っていくの、良いなあ。美しき兄弟愛。ザナンザかっこいい。ていうか、報われない良い人キャラで、好感度高い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2017年11月3日
読了日 : 2017年11月3日
本棚登録日 : 2017年11月3日

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