展開が読めなさすぎて途中ストレスを感じたところもあったが、後半から味方がどんどん増えてきたり、さかさま銃でうまくピンチを切り抜けるところ等はテンポもよくて楽しく、最後は大団円で満足。
頭部が籠に入った小鳥になっている男や胴体が窓になっている蜘蛛等、クリーチャーのアイディアが相変わらず楽しい。7つのアイテムを集める任務を省略したくだりや裏傘を修理して味方につけるくだり等、相手の理屈の中で裏をかくというやり方が頭が良くて楽しい。
結局主人公はディーバだったんだな。物語の構成上バランスが取れているのかどうか疑問だけど…、まあでもラストで何も覚えていないザナと再会してディーバが素直に喜ぶシーンは爽やかで悪くない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2020年5月17日
- 読了日 : 2020年5月17日
- 本棚登録日 : 2020年5月17日
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