マンキュー入門経済学 (第2版)

  • 東洋経済新報社 (2014年2月21日発売)
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感想 : 11
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MBAでのファイナンス必修受講前に、証券アナリスト資格勉強で学んだ経済学を復習するために読了。(2013年当時はらくらくマクロ/ミクロ経済学入門を読んで一から学習)
500p超の分厚さに圧倒されるが、非常に平易な書きぶり、かつ、イメージしやすい現実世界の事例を用いながら説明しており、経済学の概念理解には丁度良い。
一方、数式・計算等は極力避けているため、資格試験等でアウトプットを求められる勉強には向かない印象。

【メモ】
「経済学の十大原理」
人々はどのように意思決定するか
1 人々はトレードオフに直面している
2 費用は、それを得るために放棄したものの価値である
3 合理的な人々は限界原理に基づいて考える
4 人々は様々なインセンティブに反応する
人々はどのように影響しあうのか
5 交易はすべての人々をより豊かにする
6 市場は経済活動を組織する良策である
7 政府が市場のもたらす成果を改善できることもある
経済は全体としてどのように動いているか
8 一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
9 政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
10 社会は、インフレと失業の短期的トレードオフに直面している

「消費者物価指数の3問題」
①代替バイアス
②新しい財の導入
③測定されない品質の変化

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マネジメント
感想投稿日 : 2020年8月16日
読了日 : 2020年8月15日
本棚登録日 : 2020年1月31日

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