タイトル通りの内容で期待通りでした。
学校で習う幕末の歴史はあまりに少ない。試験で重要なのは黒船来航であったり、開校した港であったり、戊辰戦争の流れを説明するものは少ない。
また、ドラマなども新政府は正義で旧幕府軍は腐敗しきった悪という描き方だが、今年の大河ドラマの八重の桜はそのあたりが非常にこの本の内容に近く描かれている。
歴史とは戦や権力闘争に勝ってきたものが書いた、勝者側に都合のよい記述がされた物語でしかないのかもしれない。
私たちが知っている歴史とは実は、真実とはかけ離れたフィクションなのかもしれないと再認識した本でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2013年7月17日
- 読了日 : 2013年3月10日
- 本棚登録日 : 2012年9月12日
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