封印された数字 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-3)

  • 早川書房 (1998年12月1日発売)
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感想 : 10
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建築会社に勤めるジム・ライアンはある日、差出人不明の封書を受け取る。中には山と渓谷の写真だけが入っていた。その後、ジムは自己催眠状態の中で、マルタ十字と「50、96、12」という数字を書き記していた。そして、何かに導かれるようにジムは休暇をとりコロラドの山へと向かう……。

ジョン・ダニングの初期の長編小説。特に話題にならず埋もれていたようですが、ダニングの『死の蔵書』がベストセラーになったため、改めて注目を浴びて復刊されたとのこと。『死の蔵書』は面白かったので読んでみました。

が……正直、面白くないです。暗号解読とか宝探しとか、素材は面白そうだったんですが、語り口が何とも退屈で。一応最後まで読みましたが、もういいやって感じ。最初に出版された当時、注目されずに埋もれてしまったのも無理ないと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 933 英米文学(小説)
感想投稿日 : 2012年1月29日
読了日 : 2012年1月29日
本棚登録日 : 2012年1月29日

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