大学生時の経済学の授業を思い出したような。。。
でも、その時とは違い、仕事で実践を重ねているせいか、より理解出来たきがする。
書の内容は、アベノミクス前の日本が対象の様だったので、多少時代遅れ感はあったが、三大経済学者の考えや、諸悪の根源と論じられている官僚の起源など、歴史・理論の勉強にはなったと思う。
ただ、最後の最後にシュンペーターが出てきて、「これが核心」という様な結論になっているのは如何なものだろう。
結局詰まる所、経済学というのは、後付け理論の研究という域を脱していないのではないかな? 社会の一員として、経済を動かしていかなければならない我々は、実践科学の追求でないといけないなと、改めて感じた。 決して経済学を軽んじている訳ではなく、実践の基礎知識としての経済学は取得しておく事は重要、但しそれを盲信してはならない。
読書状況:いま読んでる
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年8月15日
- 本棚登録日 : 2015年7月26日
みんなの感想をみる