9S<ナインエス> V (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2005年1月8日発売)
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本棚登録 : 473
感想 : 18
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ADEMを離脱した由宇、そして闘真。峰島勇次郎の痕跡を求め、二人の逃避行が始まる。向かうは因縁の地―勇次郎が失踪し、幼き由宇が拘束された旧峰島研究所であった! 一方、ADEM指令伊達は難局に直面する。先のミネルヴァの一件での社会的損害、そして由宇の脱走の責を問われ、更迭の危機に。その裏には老獪な政治家さえも手玉に取る切れ者、黒川謙がいた。ADEMに代わる強硬な組織設立を目論む黒川は、伊達より早く由宇を拘束しようと動く。そして由宇たちを追う、第三の集団―謎の傭兵部隊「七つの大罪」。かつてない脅威が由宇たちに迫る。

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地下で10年を過ごし、事件が終われば毎回自ら地下に戻っていた由宇だったが、ついに逃走。理由は前巻で語られたように、父である峰島勇次郎が動き出したから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年3月29日
読了日 : 2007年10月18日
本棚登録日 : 2013年3月29日

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