WORLD END ECONOMiCA (1) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年12月10日発売)
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感想 : 18件
甘いよ。小僧じゃないか。最初から最後まで小僧を抜け出せなかった。子供でしかなかった。
表と裏、全てを考えなきゃできないこと。雰囲気と直感、それは警戒心。
大きなものの前で、それを失ってしまうのは子供だ。誰かに頼り切っている子供だ。
最後までそれを抜け出せなかった。
支倉凍砂さんらしいと思う。
狼と香辛料とは世界が違うけど、でも同じだ。
取引の部分だけじゃない、全体に漂うまだるっこしい雰囲気。本心を打ち明けない登場人物。何もかも。
作風、ですね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月16日
- 読了日 : 2017年9月16日
- 本棚登録日 : 2017年9月16日
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