まえがきに「否認の病」という言葉が登場するが正に万人が持っている真理。見たいものしか見ない、都合の良いものしか信じない、という現代日本社会の底辺に流れているもの。最終章の自由と隷属という切り口での日本史評価とのサンドウィッチで本書を纏められた筆者の慧眼を感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸書
- 感想投稿日 : 2020年9月1日
- 読了日 : 2020年9月1日
- 本棚登録日 : 2020年7月8日
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