名探偵に乾杯 (講談社文庫 に 1-12)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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筆記者は小林元少年。紅顔の美少年も、この作品では中年のおじさんになっての登場。『カーテン』でポアロが死んでしまったために書かれた作品らしい。書かれたのが1975年頃なのだけど、既に「近頃の若者は」という文句が出てくるのが、おかしい。この頃の若者と言えば、今や働き盛りの世代だろう。いつの時代も変わらないということだなぁ。事件の解決そのものは、かなり突飛もないというか。伏線も何にも無いよ、それ。と言ったところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2004年11月20日
読了日 : 2004年11月20日
本棚登録日 : 2004年11月20日

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