フォースター 「 ハワーズエンド 」
描かれているのは 「身分や財力に上下の差があっても、人間に上下の差別はないとする人間観」
この本で問われているのは
*人と人との関係(人は階級を超えて理解し合えるか=精神を理解できるか)
*人と精神の関係(精神の象徴として ハワーズエンドという家を描いた)
*人とお金の関係
この本で強調されているのは
*落ち気味の資本家階級と上昇している中産階級の心のギャップ
*家の精神性(単なる建物でなく精神の象徴であったり、精霊が宿っているようにも感じる)
人とお金の関係
*精神とお金は 縦糸と横糸→お金があれば カドがとれる
*人間の死が お金が無意味であることを教えてくれる
人と人との関係
「人と人との関係が本当の人生」
「人間を信じること〜人を瞞すのは人間がすることだけれど、人を信じなくなるのは悪魔の仕業」
「私たちはみんな霧の中にいる」
「死は人間を消滅さけるが、死の観念は人間を救う」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年8月9日
- 読了日 : 2018年8月9日
- 本棚登録日 : 2018年8月9日
みんなの感想をみる