シャーリー 2巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン (2014年9月13日発売)
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本棚登録 : 1250
感想 : 79
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そっか。どじっ子主人としっかり者メイドの話だったんだな。

今更ですが、ベネットさんの残念っぷりはなかなか可愛いなと。
黒歴史を延々突きつけられるのも中々に可哀想でいいw

とはいえ。
実はメイド漫画というより、大人の女性と小さな少女の異文化コミュニケーションなのですね、これ。
ベネットさんは年の割りにしっかりしているシャーリーを頼りにしつつも、子供らしい所を可愛いと思っている。シャーリーがもらった給料で何を買うのか気にしたりして。
そしてシャーリーはベネットさんに憧れを抱いている。
上記の通り、残念な所も多いベネットさんですが、シャーリーの目からは美人でかっこいい大人の女性に見えているわけで、実際、カフェで働いているベネットさんの姿は普段と全く異なり、しっかり店を回し、美味しい料理とお茶を出すかっこいい働く女性。まだ幼いシャーリーが憧れるのもよく分かります。

だからこそ、いつまで一緒にいられるのか不安になるシャーリーが愛おしく見えてくるわけで。

そんなシャーリーを励ます…わけじゃないですね。ただ自分の本心を伝えてシャーリーを安心させるベネットさんがこれまた素敵。

本当に二人の仲のいい日々が羨ましくて仕方ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2015年4月8日
読了日 : 2015年4月7日
本棚登録日 : 2015年4月8日

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