1910年の韓国併合によって韓国・朝鮮人は帝国臣民とされたが日本人と同様な取り扱いはされてこなかった。戸籍自体から区別されていた。第一次世界大戦勃発により日本国内の労働力が必要とされ、併合以前と比べて日本への労働力としての導入が図られていった。そしてその時から在日のルーツがある。朝鮮半島で生活できなくて日本に渡ったり、日本が労働力が必要で徴収したりした。また朝鮮半島の政治状況にも影響され、朝鮮総連系と民団系で衝突と緊張があった。この時代から戦後に至るまでの日本国内での韓国・朝鮮人の状況について記述されている。ほとんどが知らなかったことである。貴重な内容と感じた。
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2019年2月8日
- 読了日 : 2019年2月8日
- 本棚登録日 : 2019年2月8日
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