教養としての宗教入門 - 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書 2293)

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年11月21日発売)
3.65
  • (32)
  • (62)
  • (61)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 1068
感想 : 62
4

要所要所が抑えてあり、歴史的流れや、地理的な解説もあってとても分かりやすく面白い本だった。この本をとっかかりにして、取り上げられている宗教を勉強するのも良いと、あえて取り上げていないものを調べてみるのも面白いように思う。
著者いわく、すこし突き放した形で記述してある。けれど敬意は充分に感じられた。
この本の前に読んだ中野京子著『残酷な王と悲しみの王妃』についての解像度が、かなり上がったのは良い副産物だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: おべんきょ
感想投稿日 : 2023年9月4日
読了日 : 2023年9月4日
本棚登録日 : 2023年9月4日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする