在日朝鮮人のサッカー界に迫るノンフィクション。
鄭大世など、ここ数年Jリーグや北朝鮮代表に在日朝鮮人のサッカー選手が目立つようになった。その背景には在日朝鮮サッカー界の長い努力があった。
近年のスター選手だけでなくかつての選手(現在の役員)や裏方の人達まで、多くの人のサッカー人生を追うことで在日サッカー界の姿が浮かび上がってくる。さらにレイシズムとの戦いや国家の枠に入れない民族の為のCONFIFAワールドフットボール・カップのことまで書いてある。
彼らにリスペクトを抱かずにはいられない。最後まで読んで胸が熱くなった。
サッカーはアイデンティティになりえるものなのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ
- 感想投稿日 : 2016年12月8日
- 読了日 : 2016年12月8日
- 本棚登録日 : 2016年12月8日
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