アナキン三部作最終章。
クローン対戦終結直前、パルパティーンが遂に本性を表す。アナキンはダークサイドに引きこまれ、共和国は崩壊の時を迎える。
改めてアナキン三部作を見てみると、ルーク三部作と同じ世界観ながら全く違うテーマを持っているのが分かる。アナキン三部作はアナキンが愛ゆえに憎しみに落ちていく話であるし、民主主義的な共和国が民主主義の手続きの中で独裁政権へと落ちていく話である。その見せ方が本当にうまいと思う。
そこに壮大でかっこいいスターウォーズの映像世界の魅力が加わっている。ヨーダかっこ良すぎる。
細かい脚本がほんとうまいと思う。特にエピソード1でコメディシーン担当的だったジャー・ジャー・ビンクスがエピソード2でその愚直な人の良さから共和国崩壊の一役を担ってしまうというのは見事。
アナキン三部作は見る前から結末を誰もが知っている悲劇だ。それをここまで楽しませてくれるとは。。。
アナキン三部作はルーク三部作を超えていると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画(SF)
- 感想投稿日 : 2016年1月6日
- 読了日 : 2016年1月6日
- 本棚登録日 : 2016年1月3日
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