マイクロワールド (上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)

  • 早川書房 (2012年4月20日発売)
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本棚登録 : 182
感想 : 26
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え?マイクル・クライトンって、亡くなったよね??
で、新刊って?
この装丁、タイトルは「マイクロワールド」??
てなわけで、おっかなびっくり手にしてみた。

「・・・四分の一ほど書きかけた別の長編の草稿と、手書きのメモ、アウトライン、資料等も発見された旨が発表された。」(訳者あとがき)
で、残された資料をもとに、「ホット・ゾーン」の著者で、クライトンの長年のファンだという、
リチャード・プレストンが完成させたのが、この作品とのこと。

ハーバード大の院生7人(昆虫学・植物学・動植物毒学など研究)が、
ある特殊な技術で、2cm程のマイクロヒューマンに縮められ、
ハワイの大自然の中に放りだされる。
もとの大きさに戻るには、生き延びて、再び研究室に辿り着くしかない。
蟻に蜘蛛、オオムカデに寄生蜂や蚊や蝶や蛾や蝙蝠・・・・
うげげげげ・・・・その他、捕食系以外もたくさん出てくる出てくる・・・
たかが雨粒でも、2cmのマイクロヒューマンには脅威!
こんなところで生き延びられるのか???

で、下巻へGO!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2012年
感想投稿日 : 2012年7月21日
読了日 : 2012年7月12日
本棚登録日 : 2012年5月30日

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コメント 2件

くんたろうさんのコメント
2012/07/21

お も し ろ そ ー!!

ふぅーん、こういう作り方ってアリなんだねー。

マイクルクライトンの着想は本当に面白い。それをリチャードさんがどう仕上げたのか、興味深いです。

読みたい!

ようちんさんのコメント
2012/07/22

ネタは古典的ですが、そこに現代のハイテク?と、各々が研究している専門知識などが味付けされ、異色なサバイバルな感じです。
超~わかりやすい悪役と、意外とフットワークのいいハワイ警察の活躍、院生7人の個性、ドキドキしながらもハゲシク都合のいい展開。
あっという間の上下巻です♪


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