表紙の陶器のような白い肌の美女からもうノックアウト。浮世絵から竹久夢二まで、日本の美女絵画を濃縮還元。北野恒富の絵が多いような気がするが、それだけ選者の眼には北野美女が魅惑的な存在なのだろう。「目もとが涼しい美女たち」「柳腰の美人」「美女のポスター」などトピック別に分かれていて薄い本の割に読み応えがある。夢二や松園、佐野洋子さんのエッセイも収録。充実した読後感でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2016年8月20日
- 読了日 : 2016年7月22日
- 本棚登録日 : 2016年8月20日
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