一読しただけでは、いまいち内容が理解できなかった…
ストーリーは、「人らしい生活を送ってこなかった盲目の少女を引き取った牧師は、彼女の道徳・宗教的教育に没頭していく。やがて精神的成長を遂げて美しい娘に育った少女に、牧師は我知らぬ間に恋心を抱き、少女もそれに応えるが、開眼手術の後、彼女は自死を選んでしまう」というもの。
作者の生い立ちや、構想時の状況まで読んで、ようやくぼんやりとながら理解が追いついてきた気がする。
キリスト教に対する知識、作者に対する知識、それらが揃ってはじめて、作者の意図が読めるようになるのかもしれないが、残念ながら、今の私にはいずれも欠けていたようだ…
勉強し直してから、再度読み直してみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学・評論
- 感想投稿日 : 2017年8月30日
- 読了日 : 2017年8月29日
- 本棚登録日 : 2017年8月29日
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