椿ノ恋文

著者 :
  • 幻冬舎 (2023年11月1日発売)
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本棚登録 : 4251
感想 : 255
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「キラキラ共和国」につづき、最新作「椿ノ恋文」も読了。
まず、守景家の様子が大きく異なることに驚く。前作の発売から既に6年経ったこともあり、タイムリーに読んできた読者にとっては、それほど違和感のない成長経過であろうが、立て続けに読んだ自分としては、あのあまりにかわいかったQPちゃんの変わりように戸惑いつつ、前半を読み進めることになる。とはいえ、ラストに向けての展開にほんわかとし、ツバキ文具店シリーズはやっぱいいよねーなんて思いで、今作も読み終えることができた。

「子供は、親の知らないところでどんどん勝手に成長して、親の手を離れて巣立っていく」
少し前に読んだ瀬尾まいこさんの「私たちの世代は」という作品でもたまたま似たような表現があったが、『親が子の成長に気づかず、いつまでも子とみる時期』のことを反抗期なのかも、と気づかされた。親が子を子としか見れないうちはずっと続くよ、と。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月7日
読了日 : 2023年12月7日
本棚登録日 : 2023年11月17日

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コメント 2件

ippohiroさんのコメント
2024/05/07

早く読みたい。なのでひたすら文庫になるのを待ってます。

チャオさんのコメント
2024/05/08

コメントありがとうございます。
今から図書館予約もなかなか待ちそうですしね。。
期待以上かと思いますので、ぜひ読んでみてください!

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