炎の蜃気楼シリーズ(6) 覇者の魔鏡(前編) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1992年5月1日発売)
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本棚登録 : 336
感想 : 20
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久しぶりに紗織と由比子登場…と思ったら速攻出番終了(笑) 代わりに反抗期真っ最中の高耶がやってまいりましたよ…。
読みながら本当に懐かしく思った。そうそう、萌えどころの多い1冊なんだよね。

忠犬もしくは庇護者だと思っていた狂犬に噛みつかれ、混乱を隠せない高耶。やさぐれてる態度を叱られて家出(?)して、酔っ払った勢いでパーラメント買って(泣) 喧嘩してボコられて、パーラメント抱えてウサギみたいにまるまる高耶…萌えのカタマリッ(*/□\*)カワユスッ
あぁあ~っ、こんな状態の高耶をほったらかして直江は何してるんだ!と思ったら仕事してましたよねお坊さん。麻衣子も懐かしい。昔読んだ時すごく苦手だったけど、相変わらず避けたいタイプ…(苦笑)
伊達家家臣・片倉小十郎の再登場は純粋に嬉しかった♪

そしてそして、蜃気楼で大人気にして私も大好きな 氏照兄の初登場!!高耶が心底弱ってるとき助けに現れるなんて、お兄ちゃんの鏡だよね*。・+(人*´∀`)+・。* 無自覚に甘えている高耶、可愛いなぁ。昔読んだときより高耶と年齢差があるせいか、無性に可愛くて仕方ないわ~!!
風魔小太郎もひっそり登場。まだ影が薄い(笑)
あと直江は絶対十歳はサバよんでるよね。まぁ中身が400歳だから仕方ないのだろうけど、女のあしらいにしても三十路手前の受け答えじゃないでしょ( ・3・) やだよこんな年下(泣)

直江の事を感じてるままに表現する高耶。氏照兄へじゃなくて、直江に言ってあげて欲しい。この2人は壊滅的に言葉が足りてないよね。直江は変な事ばっか饒舌にベラベラ喋りやがってっ…(怒)
高耶が魂を抜かれたところで中編へ続く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 炎の蜃気楼
感想投稿日 : 2014年12月10日
読了日 : 2014年12月10日
本棚登録日 : 2014年10月6日

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