3巻まで一気読み。
まとめて感想。
多分私たちの身近にはなくても、世界にはこういう現実が珍しくないくらいにあるんだと思う。
そう思えるくらい、リアルと甘美の狭間を漂った作品。
夢のように美しくも、儚いというには鮮烈過ぎたJ。
子供は親と生まれる環境を選べず、持って生まれたモノも選べない。
生きづらい人間は世の中にたくさん居るけど、それを善しとする生き方は一層生きづらい。
だからこそ、そんな風に自分の生き方を貫こうとしたJは愛しい存在なんだと思う。
初恋が実ったという綺麗な事実だけではないけれど、Jを幸せにしてくれたポールに感謝を。
ラストの夢のような幸せを、読み手にもおすそ分けしてくれた中村先生にも感謝を。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL漫画
- 感想投稿日 : 2012年2月27日
- 読了日 : 2012年2月27日
- 本棚登録日 : 2012年2月27日
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